大気のそこから天体を見る望遠鏡にとって、温度差のある空気が衝突すると乱流を発生し、天体からの光を複雑に曲げ、天体をあたかも陽炎の向こうで見るように、ゆらゆら揺れる天体像を形成し、天体の詳細を見ることができない。特に望遠鏡の主鏡はガラスブロックでできており、熱伝導度が悪く、いちど温度が上昇すると夜間に熱源となって気流を乱すことになる。望遠鏡の温度管理を行うことによる考察である。
■副題: ソフィア・堺天文台60cm望遠鏡の温度管理について
■著者: 熊森照明
■発行機関: 堺市教育委員会教育センター
■分類番号:
■都道府県・機関別番号:
■受入番号:
■受入年: 2000
■受入月: 03