校内研修プログラム開発のため、研究協力校(芦屋町立小中学校)の協力を得て実践した研修モデルを提案しています。
学校から保護者、地域に広がる情報モラル指導を目指して
研究協力校(芦屋町立小中学校)における、授業をとおした保護者啓発と小中の連携を図る情報モラル指導カリキュラムの事例を紹介します。
調査で明らかにできること ○文部科学省モデルカリキュラムの指導内容に対応した理解度 | ||
実施時期 | 実態調査の流れ | 集計結果例 |
6月上旬 | ○ 調査用紙を配付し、説明する。 【調査用紙】児童生徒の情報モラルに関する調査項目 (PDFファイル) ※ 2週間の期間で調査を依頼 ※ 学年ごとの集計を依頼 | 実態調査の集計結果表 (拡大する) |
6月中旬 | ○ 調査を実施する。 | |
6月下旬 | ○ 全学年分の集計用紙を回収して集計する。 児童生徒の情報モラルに関する調査集計用ファイル(エクセルファイル) 集計マニュアル (PDFファイル) | |
※集計結果表を、「授業構想研修」時の配付資料として活用する。 |
調査で明らかにできること ○ 児童生徒のネット利用の頻度、携帯電話の所持率、利用目的、トラブル経験など | ||
実施時期 | 実態調査の流れ | 集計結果例 |
5月 | 芦屋町では、町独自で取り組んでいる「脱ケータイ宣言」に関連して、 児童生徒の携帯電話やネット利用状況を把握しました。 この結果を、学校及び家庭における情報モラル教育推進の 参考資料として生かしています。 児童生徒のネット利用等に関する調査項目 (PDFファイル) | 調査用紙 ( 拡大する) |
※集計結果を、児童生徒指導の参考資料として活用するとともに、保護者啓発の一環として各家庭に配付する。 |
調査で明らかにできること ○情報モラル指導に関する経験 ○情報モラルに関する知識の理解度 ○文部科学省「ICT活用指導力」のD項目に関する指導内容の理解度と指導の自信度 | ||
実施時期 | 実態調査の流れ | 集計結果例 |
6月上旬 | ○調査用紙を配付し、説明する。 教員の情報モラル指導力に関する調査項目【小学校用】 (PDF) 教員の情報モラル指導力に関する調査項目【中学校用】(PDF) ※ 「あなたの情報モラルチェック」解答 ※ 2週間の期間で調査を依頼する。 | 実態調査の集計例 拡大する(PDF) |
6月中旬 | ○調査を実施する。 | |
6月下旬 | ○集計結果を分析し、教員の情報モラル指導の実施状況等を把握する。 | |
※集計結果は研修の効果測定のために活用する。 |
芦屋町教育委員会主催で毎年夏季休業中に行う合同教員研修で、本研修プログラムの理論研修を実施しました。
目標 | 1 情報モラルに関する指導力を高める意欲を高める 2 情報モラルの指導内容等、基本的な知識を身に付ける |
研修形態 | 講義+演習 |
運営体制 | ○ 芦屋町立小中学校の研修担当者4名が内容を区切って交代で研修を進行する。 ○ 参加者発表の場面でマイクを回す |
時間 | 90分間(13:30~15:00) |
研修実施の際に活用したコンテンツ | 研修用プレゼンテーション(パワーポイント) 文部科学省 有害情報啓発DVD「学校裏サイトの闇」 |
参加者に配付した資料 | 研修マニュアル ( PDF) 研修用配付資料 ( PDF) 演習用ワークシート ( PDF) |
準備物等 | パソコン、プロジェクタ、スクリーンDVD再生用スピーカー |
研修の流れ | 留意点 | ||
○児童生徒のネット利用の現状について取り上げた情報モラル映像教材を視聴する。 文部科学省有害情報啓発DVD「学校裏サイトの闇」 | ※児童生徒のネット利用増加の実態に着目させるため実態調査結果を提示する。 児童生徒のネット利用等に関する実態調査項目(PDF) ※ネット上の問題事象(発行非公式サイト)を取り扱った映像教材を提示する。 (研修で活用できる映像教材の例) | ||
○映像教材に含まれる問題場面を選択する。 ・ ワークシートへの記入後、数名が発表する。 | ※あらかじめ3つの問題場面を載せたワークシートを配付する。 ※一番問題だと考える場面を選択してもらう。 演習用ワークシート (PDF) | ||
○問題場面に含まれる情報モラル指導の内容について聞く。 ・情報モラル指導力実態調査の結果を聞く。 ・約半数の教員が情報モラル指導に自信がないと回答した。 | ※情報モラルの2つの指導内容について説明する。 (心を磨く) 「相手のことを考え、自分の発信する情報に責任をもつ心」 (知恵を磨く) 「ネットワークを安全に活用して自他を守る知恵」 ※指導力を高める必要性の意識づけを図る。 | ||
○情報モラルの指導内容、指導する教科等、指導方法について説明をきく。 | ※映像教材の問題場面と関連づけて説明する。 | ||
○演習用ワークシートに記入する。 【課題1】 導入の情報モラル映像教材を、授業で使うとすれば、 「どの指導内容を」「どの教科等で」「どのように指導するか」 を考える。 文部科学有害情報啓発DVD「学校裏サイトの闇」 | ※知識定着のための課題をもってもらう。 演習用ワークシート (PDF) | ||
○自分の活用方法を発表する。 ・会場から出された例 | ※一つの教材でも様々な教科等で指導できることを理解してもらう。 | ||
○情報モラル指導にあたって、教員が知っておくべきその他の知識について確認する。 ・ネット上で起きている事象 ・ネット利用に関する法令(著作権など) ・問題対処法 | ※配付資料により自己研修を促すようにする。 研修用配付資料 ( PDF) |
□ 研究協力校における理論研修後のアンケート結果
「情報モラル指導の必要性の理解と指導力の向上意欲をもつこと」及び「情報モラル指導の内容等の理解と授業イメージ」でほぼ90%の教員が「できた」もしくは「まあまあできた」と回答 【図1】
【図1】理論研修後のアンケート結果
芦屋町立小中学校で、本研修プログラムを使って授業構想研修を実施しました。
目標 | 1 実態に応じた指導内容と教材を決める 2 指導略案を作成する |
研修形態 | グループ演習 |
運営体制 | ○芦屋町小中学校の研修担当者が研修を進行する。 |
時間 | 80分間~90分間 |
研修実施の際に活用したコンテンツ | 研修用プレゼンテーション(パワーポイント) 指導事例参考資料 |
参加者に配付した資料 | ・研修用プレゼンテーションの配付資料 (パワーポイント) ・指導事例参考資料・児童生徒の情報モラルに関する実態調査結果資料( 集計例) ・研修用配付資料( PDF) ・実態調査項目に対応した情報モラル教材例 ( PDF) ・情報モラル教材添付の指導案 ・文部科学省モデルカリキュラム( PDF) ・演習用ワークシート( PDF) |
準備物等 | パソコン(教材閲覧用1グループにつき1台)、プロジェクタ、スクリーン、実物投影機 |
研修の流れ | 留意点 | ||
○事例をもとに本研修の手順を説明する。 | ※特定の学年の実態を取り上げて道徳の時間の授業構想をするまでの手順提示で研修内容を見通すようにする。 | ||
○実態調査結果資料から課題を把握する. ・演習用ワークシートに、個人で指導すべき内容を決定して記入 | ※指導すべき内容を2つ選び出して記入する。 演習用ワークシート( PDF) | ||
○グループで指導すべき内容を決定する。 ○情報モラル教材を決定する。 | ※調査結果と教員がつかんでいる実態を勘案して決定する。 実態調査結果資料例 (拡大する PDF) ※グループで実際の教材を見ながら決定する。 ※あらかじめ実態調査項目ごとに対応した教材の閲覧を指示する。 (協力校の場合) 実態調査項目に対応した情報モラル教材例 ( PDF) | ||
○グループで、決定した教材を活用した授業略案を作成する。 | ※教材付属の指導案を付加修正してつくることを指示する。 (付加修正箇所を直接朱書きする) | ||
○各グループの指導略案を発表する。 | ※指導略案を実物投影機で提示しながら発表する。 (指導内容の共有) ※必要に応じて教材も提示しながら発表する。 (教材の共有) | ||
○研修担当者によって、各学年の指導内容と教材活用の傾向についてまとめる。 | ※本研修を各自の実践に生かすことを確認する。 |
□ 研究協力校における授業構想研修後のアンケート結果
「実態調査結果からの課題把握と教材決定」はほぼ100%、「指導略案作成」については約70%の教員が「できた」もしくは「まあまあできた」と回答【図2】
芦屋町の小中学校で、本研修プログラムを使って授業実践研修を実施しました。
目標 | 授業研究の成果と課題を自分の情報モラル指導に生かそうとする意欲をもつことができる。 |
研修形態 | 授業研究会(授業参観+授業協議会) |
運営体制 | ○芦屋町小中学校の研修担当者が研修を進行する。 |
時間 | 授業時間(代表授業者)+授業協議会(90分間) |
研修実施の際に活用したコンテンツ | 研修用プレゼンテーション (パワーポイント) |
参加者に配付した資料 | (事前) 授業評価シート ( PDF)、付箋紙(青10枚・ピンク10枚) (授業協議会時) 研修用プレゼンテーション配付資料 (パワーポイント) 分類シート ( PDF)(A3版・グループ1枚) マジックペン(各グループ 黒×1、赤×1)、予備の付箋 |
準備物等 | パソコン、プロジェクタ、スクリーン、実物投影機 |
【代表授業の参観】
研修の流れ | 留意点 | |
○事前配付1 授業評価シートと付箋 【参観の観点】 ・指導内容の妥当性 ・教材、資料の妥当性 ・書く活動、話し合う活動の有効性 授業評価シート(拡大する) | 【代表授業者の指導案配付時の伝達】 ※授業評価シートと付箋(青10・ピンク10)を配付する。 ※授業参観時にシートの観点に沿って、付箋に成果と(ピンク)課題(青)を記入する。 | |
【協力校における代表授業実践例】 >>実践記録はこちら( PDF) >>実践記録はこちら( PDF) >>実践記録はこちら( PDF) >>実践記録はこちら( PDF) | ||
【情報モラルを道徳の時間で取り扱う場合】 ○ 資料について 情報モラルの授業は、インターネット上のアニメーション教材や市販の映像教材など、視覚に訴えるものがたくさんある。しかし、道徳の時間で情報モラルを取り扱う場合、文章から想像する過程を通して児童生徒の内面的心情を引き出す読み物資料の方が道徳的価値を焦点化しやすい。芦屋小の実践で活用したような、情報モラルを取り上げた読み物資料はまだ少ない。そのため、発達段階に応じた読み物資料を揃えていくことが必要となる。 ○ 学級活動等との関連について 取り上げる情報モラルの事象(メールや掲示板など)について、児童生徒に経験がない場合、教科や学級活動等の時間で体験させておくことが大切である。その際、情報手段の光の部分にも目を向けさせておく必要がある。 【情報モラルを学級活動で取り扱う場合】 ○ 課題意識のもたせ方と実践意欲へのつなぎについて 情報モラルに関する事象を自分のこととして考えさせるために、取り上げる事象に関する疑似体験等をさせ、基本的な知識を身に付けさせておく必要がある。 実践意欲へのつなぎとしては、教科等において情報手段を活用する際に自己評価する機会を設定して見取ることが必要である。 |
【授業協議会】
○協議会の流れを確認 【研修のめあて】 代表者による授業をもとに情報モラルの指導改善について協議し、今後の実践に生かす。 ○授業者が自評をし、それに対する質疑を行う。 ※授業評価の3観点で、自評する。 【自評の観点】 ・本時主眼の達成度 ・指導内容の妥当性 ・教材、資料の妥当性 ・書く活動、話し合う活動の有効性 | | ||
○一人ずつ自分が付箋紙に書いたことを紹介しながら、分類シートに貼付する。 ○意見交換しながら、成果と課題の付箋を分類し、タイトルを付ける。 ○「工夫が必要な点」(水色の付箋)について具体的改善策を考案する。 | ※授業者は各グループを回って意見等を聴取する。 | ||
○各グループの改善案等を発表する。 | ※分類シートを実物投影機で提示しながら発表する。 ※実物投影機がない場合、分類シートを拡大印刷したものをワークショップで使い、それを左の写真のように全体発表の時に使う。 | ||
○研修担当者による授業の成果と課題についてまとめをする。 ※ ワークショップの結果から、成果と課題および指導改善策についての共通部分を確認する。 |
【分類シートの完成例(芦屋小学校の例)】
児童生徒のネット利用の実態は、教員はもとより、保護者もつかみきれていない状況があります。
だからこそ、まずは児童生徒の実態を把握し、共有することが啓発の第一歩です。
調査研究協力地区である芦屋町においては、「実態調査」で紹介した「児童生徒のネット利用等に関する調査」に加え、テレビやゲームなどの「メディアに接する時間のアンケート」を5月に実施し、その結果を保護者に伝えています。
メディアに関しては、芦屋町独自に「ノーテレビ・ノーメディアの日」を設定し、家庭生活の充実に取り組んでいます。
芦屋町における授業実践研修後、代表授業のクラスにおいては、学級通信等で保護者に向けて授業報告をしました。
以下の資料は、各学校における広報例です。
【保護者の感想】
○ 今は、情報がたくさんある世の中になっています。人が見えないところで悪口や嫌なことは絶対に書き込んではいけないということを子どもに話しました。パソコンの書き込みも、正しく、上手に使えばとても便利なものですが、一つ誤ると大変なことになってしまう。やはり、相手の顔を見てしっかりと気持ちを伝えることが大事だと話し合いました。
○ 我が家もパソコンで調べたり、ゲーム感覚で学習したりする機会が増えました。今はまだ、メールなどでは使わせていませんが、これから使うことが多くなると思うので、子どもと話し合って「ルールを守らなければパソコンは使用できない」と決めて使わせるようにしました。(ルール1「人の悪口を書
かない」、ルール2「個人情報を載せない」)
Step2 授業参観で情報モラルの授業を公開
学級通信での授業報告の次のステップとして、授業参観で情報モラルの授業を公開することが有効です。
この場合、一斉公開あるいは年1回全クラスで公開が考えられますが、学校全体として、組織的に情報モラル指導に取り組んでいることを保護者に知らせることが大切です。
Step3 学級懇談会で情報モラルの授業について意見交換
授業を公開したら、その後の学級懇談会などで、議題に取り上げ、保護者と意見交換をしてみましょう。これによって、保護者の意識や家庭での児童生徒の実態が、より詳しく見えてきます。また、保護者と連携し、取り組むことができます。
芦屋町では、研修プログラムを活用して情報モラル研修を実施するために、中学校区の小中学校の研修担当者が集まり、研修内容と研修運営等について協議を重ねました。
こういった連携については、以下のような効果が期待できます。
①児童生徒の情報モラル実態に関する情報交換の活性化
②指導内容等の接続の円滑化
③研修担当者自身の力量アップ
以上の点について、芦屋町では連携によって以下の成果を上げました。
①について
町独自の実態調査(児童生徒のネット利用の実態調査)の実施とその結果の活用を図ったこと。
②について
小中の指導内容の接続を図る「芦屋町情報モラル指導カリキュラム」を作成したこと。
③について
本研修プログラムの理論研修について、研修内容を4校合同で検討し、各校担当者で分担して進行できたこと。
※なお、芦屋町は町独自の取組として、「小中連携教科等公
開授業」「英語活動推進」等17の小中連携行事を実施し
ています。
※芦屋町広報パンフレット
芦屋町では、平成21年度から「学級活動」2時間、「道徳の時間」2時間の計4時間の情報モラル指導に、4校の教員全員が取り組むことに着手しました。
以下のカリキュラムは、年度当初のカリキュラム原案に、研究協力の実践を盛り込んで次年度(平成22年度)向けカリキュラムとして更新したものです。
※ (道)=道徳の時間 (学)=学級活動
※ マークのついた資料名又は題材名については、指導略案を参照することができます。
領域 | 分類 | 小学校低学年 | ||
心 を 磨 く 領 域 | 公共的な ネ ッ ト ワ| ク の構築 | 情報社会の倫理 | 発信する情報や情報社会での行動に責任をもつ | |
約束や決まりを守る | ||||
1年 | 2年 | |||
(道)みんながちゃんぴおん 4-(1) 「みんなで考える道徳」 日本標準 | (道)こまったさんをさがせ! 4-(1) 「みんなで考える道徳」 日本標準 | |||
情報に関する自分や他人の権利を尊重する | ||||
人の作ったものを大切にする心をもつ | ||||
各教科 生活科など | (学)友だちの作品に落書きしないで 「事例で学ぶnetモラル 」広島県教科用図書販売 | |||
法の理解と遵守 | 情報社会でのルール・マナーを遵守できる | |||
ルールやマナーを守る | ||||
(道)みんななかよし 1-(4) 「みんなで考える道徳」 日本標準 | (道)けんか 1-(4) 「みんなで考える道徳」 日本標準 | |||
知 恵 を 磨 く 領 域 | 安全への知恵 | 情報社会の危険から身を守り、不適切な情報に対処できる | ||
大人と一緒に使い、危険に近づかない | ||||
各教科 生活科など | (学)大人と一緒に使おう 「事例で学ぶnetモラル」 広島県教科用図書販売 | |||
情報を正しく安全に使用することに努める | ||||
安全や健康を害するような行動を抑制できる | ||||
決められた利用の時間や約束を守る | ||||
(学)コンピュータを使うときの約束を守ろう 「事例で学ぶnetモラル」 広島県教科用図書販売 | (学)ゲームに熱中すると 「事例で学ぶnetモラル」 広島県教科用図書販売 | |||
情報セキュリティ | 生活の中で必要となる情報セキュリティの基本を知る | |||
情報セキュリティの確保のために、対策・対応がとれる | ||||
※ (道)=道徳の時間 (学)=学級活動
※ マークのついた資料名又は題材名については、指導略案を参照することができます。
領域 | 分類 | 小学校中学年 | ||
心 を 磨 く 領 域 | 公共的な ネ ッ ト ワ| ク の構築 | 情報社会の倫理 | 発信する情報や情報社会での行動に責任をもつ | |
相手への影響を考えて行動する | ||||
3年 | 4年 | |||
各教科 総合など | (学)この言葉で相手に気持ちが伝わるかな 「事例で学ぶnetモラル」 広島県教科用図書販売 | |||
情報に関する自分や他人の権利を尊重する | ||||
自分の情報や他人の情報を大切にする | ||||
(学)個人情報を守る 「事例で学ぶnetモラル」 広島県教科用図書販売 | (学)掲示板を使うときには責任をもって書き込む 「事例で学ぶnetモラル」 広島県教科用図書販売 | |||
法の理解と遵守 | 情報社会でのルール・マナーを遵守できる | |||
情報の発信や情報をやりとりする場合のルール・マナーを知り、守る | ||||
(道)クラスのマーク 4-(1) 心のノート 「事例で学ぶnetモラル」 広島県教科用図書販売 | (道)ネットでけんか 4-(1) 「みんなで考える道徳」 日本標準 | |||
知 恵 を 磨 く 領 域 | 安全への知恵 | 情報社会の危険から身を守り、不適切な情報に対処できる | ||
危険に出合ったときは、大人に意見を求め、適切に対応する | ||||
各教科 総合など | 各教科 総合など | |||
情報を正しく安全に使用することに努める | ||||
情報には誤ったものもあることに気づく | ||||
(学)インターネットには間違った情報もある 「事例で学ぶnetモラル」 広島県教科用図書販売 | 各教科 総合など | |||
安全や健康を害するような行動を抑制できる | ||||
健康のために利用時間を決め守る | ||||
各教科 総合など | 各教科 総合など | |||
情報セキュリティ | 生活の中で必要となる情報セキュリティの基本を知る | |||
認証の重要性を理解し、正しく利用できる | ||||
各教科 総合など | 各教科 総合など | |||
情報セキュリティの確保のために、対策・対応がとれる |
※ (道)=道徳の時間 (学)=学級活動
※ マークのついた資料名又は題材名については、指導略案を参照することができます。
領域 | 分類 | 小学校高学年 | ||
心 を 磨 く 領 域 | 公共的な ネ ッ ト ワ| ク の構築 | 情報社会の倫理 | 発信する情報や情報社会での行動に責任をもつ | |
他人や社会への影響を考えて行動する | ||||
5年 | 6年 | |||
(道)ひびけ!心のハーモニー 「事例で学ぶnetモラル」 広島県教科用図書販売 | (道)悟の失敗 情報モラルキックオフガイド | |||
情報に関する自分や他人の権利を尊重する | ||||
情報にも、自他の権利があることを知り、尊重する | ||||
各教科 総合など | (学)わたしのホームページ 「事例で学ぶnetモラル」 広島県教科用図書販売 | |||
法の理解と遵守 | 情報社会でのルール・マナーを遵守できる | |||
何がルール・マナーに反する行為かを知り、絶対に行わない | ||||
(道)駅前広場は誰のもの4-(2) 「みんなで考える道徳」 日本標準 | (道)空きかんのゆくえ4-(2) 「みんなで考える道徳」 日本標準 | |||
知 恵 を 磨 く 領 域 | 安全への知恵 | 情報社会の危険から身を守り、不適切な情報に対処できる | ||
予測される危険の内容がわかり、避ける | ||||
(学)インターネットの掲示板 人権学習教材集「あおぞら」(福岡県教育委員会) | (学)ネット上で知り合った人との約束は危険 情報モラルキックオフガイド | |||
情報を正しく安全に使用することに努める | ||||
情報の正確さを判断する方法を知る | ||||
(学)掲示板を使うときの責任掲示板って便利だな 「あんしん・あんぜん情報モラル」 スズキ教育ソフト (学)掲示板を使うときには責任をもって書き込もう) 「事例で学ぶnetモラル」 広島県教科用図書販売 | 各教科 総合など | |||
安全や健康を害するような行動を抑制できる | ||||
健康を害するような行動を自制する | ||||
各教科 総合など | ケータイ依存 | |||
情報セキュリティ | 生活の中で必要となる情報セキュリティの基本を知る | |||
不正使用や不正アクセスされないように利用できる | ||||
各教科 総合など | 各教科 総合など | |||
情報セキュリティの確保のために、対策・対応がとれる | ||||
情報の破壊や流出を防ぐ方法を知る | ||||
各教科 総合など | 各教科 総合など |
※ (道)=道徳の時間 (学)=学級活動
※ マークのついた資料名又は題材名については、指導略案を参照することができます。
領域 | 分類 | 中学校1年 |
心を磨く領域 | 情報社会の倫理 | 情報社会への参画において、責任ある態度で臨み、義務を果たす |
情報社会における自分の責任や義務について考える | ||
(道)押せなかったボタン 2-(2) 道徳を通して培う情報モラル 佐賀県教育センター | ||
(道)明日香の決断 2-(2) 道徳を通して培う情報モラル 佐賀県教育センター | ||
情報に関する自分や他者の権利を理解し、尊重する | ||
個人の権利(著作権、肖像権など)への理解を深める | ||
(学)二人の写真 「日常の授業で学ぶ情報モラル」教育出版 (音楽・美術)著作権について | ||
法の理解と遵守 | 社会はお互いにルール・法律を守ることによって成り立っていることを知る | |
違法な行為とは何かを知り、どのような行動をとればよいか考える。 | ||
無人スタンド(道徳)4-1 心つないで 教育出版 | ||
知恵を磨く領域 | 安全への知恵 | 危険を予測し被害を予防するとともに、安全に活用する |
予測される危険について知識を深め、対処法について理解する。 | ||
情報モラル基礎(技術・家庭科) | ||
情報を正しく安全に活用するための知識や技術を身に付ける | ||
情報の信頼性を判断する基準をもつ。 | ||
各教科 | ||
自他の安全や健康を害するような行動を抑制できる | ||
健康の面に配慮した、情報メディアとの関わり方を意識し、行動できる | ||
情報セキュリティ | 情報セキュリティに関する基礎的・基本的な知識を身に付ける | |
情報セキュリティの基礎的な知識を身に付ける | ||
情報とコンピュータ(技術・家庭科) | ||
情報セキュリティの確保のために、対策・対応がとれる | ||
基礎的なセキュリティ対策がたてられる | ||
情報とコンピュータ(技術・家庭科) | ||
公共的なネットワーク社会の構築 | 情報社会の一員として、公共的な意識を持ち、適切な判断や行動ができる | |
ネットワークの公共性を意識して行動について考える |
※ (道)=道徳の時間 (学)=学級活動
※ マークのついた資料名又は題材名については、指導略案を参照することができます。
領域 | 分類 | 中学校2年 |
心を磨く領域 | 情報社会の倫理 | 情報社会への参画において、責任ある態度で臨み、義務を果たす |
情報社会における自分の責任や義務について考え、行動する | ||
(道)ネットの向こう側 2-(2) 自作資料( 資料データ) | ||
(道)はずれたシュート 2-(3) 「事例で学ぶnetモラル」 広島県教科用図書販売 | ||
情報に関する自分や他者の権利を理解し、尊重する | ||
個人の権利(著作権、肖像権など)を尊重する | ||
著作権について(音楽・美術) | ||
法の理解と遵守 | 社会はお互いにルール・法律を守ることによって成り立っていることを知る | |
違法な行為とは何かを知り、違法だとわかった行動は絶対に行わない | ||
違反摘発(道徳)4-1 | ||
知恵を磨く領域 | 安全への知恵 | 危険を予測し被害を予防するとともに、安全に活用する |
安全性の面から、情報社会の特性を理解する | ||
(学)情報発信時の危険性について 自作資料 ( 資料データ) | ||
情報を正しく安全に活用するための知識や技術を身に付ける | ||
情報の信頼性を吟味できる | ||
各教科 | ||
自他の安全や健康を害するような行動を抑制できる | ||
健康の面に配慮した、情報メディアとの関わり方を意識し、行動できる | ||
情報セキュリティ | 情報セキュリティに関する基礎的・基本的な知識を身に付ける | |
情報セキュリティの基礎的な知識を身に付ける | ||
情報とコンピュータ(技術・家庭科) | ||
情報セキュリティの確保のために、対策・対応がとれる | ||
基礎的なセキュリティ対策が立てられる | ||
情報とコンピュータ(技術・家庭科) | ||
公共的なネットワーク社会の構築 | 情報社会の一員として、公共的な意識をもち、適切な判断や行動ができる | |
ネットワークの公共性を意識して行動する | ||
(学)公共性を意識した情報発信 自作資料 (資料データ) |
※ (道)=道徳の時間 (学)=学級活動
※ マークのついた資料名又は題材名については、指導略案を参照することができます。
領域 | 分類 | 中学校3年 |
心を磨く領域 | 情報社会の倫理 | 情報社会への参画において、責任ある態度で臨み、義務を果たす |
情報社会において、責任ある態度をとり、義務を果たす | ||
(学)ネット上での問題を解決しよう ちょっと待ってケータイ・裏サイトの闇 文部科学省有害情報啓発DVD | ||
(道)ぶつけられた言葉 人権学習教材集「あおぞら」 (福岡県教育委員会) | ||
情報に関する自分や他者の権利を理解し、尊重する | ||
個人の権利(著作権、肖像権など)を理解し、尊重する | ||
著作権について(音楽・美術) | ||
法の理解と遵守 | 社会はお互いにルール・法律を守ることによって成り立っていることを知る | |
情報に関する法律の内容を積極的に理解し、適切に行動する | ||
法について(社会公民) | ||
(学活)無断で公開してはだめ (独)教員研修センター「情報モラル教材2005」 | ||
知恵を磨く領域 | 安全への知恵 | 危険を予測し被害を予防するとともに、安全に活用する |
情報社会の特性を意識しながら行動する | ||
情報とコンピュータ(技術・家庭科) | ||
情報を正しく安全に活用するための知識や技術を身に付ける | ||
情報の信頼性を吟味し、適切に対応できる | ||
各教科 | ||
自他の安全や健康を害するような行動を抑制できる | ||
健康の面に配慮した、情報メディアとの関わり方を意識し、行動できる | ||
(道)高い買い物 心つないで 教育出版 | ||
情報セキュリティ | 情報セキュリティに関する基礎的・基本的な知識を身に付ける | |
情報セキュリティに関する基本的な知識を身に付け、適切な行動ができる | ||
情報とコンピュータ(技術・家庭科) | ||
情報セキュリティの確保のために、対策・対応がとれる | ||
情報セキュリティに関し、事前対策・緊急対応・事後対策ができる | ||
情報とコンピュータ(技術・家庭科) | ||
公共的なネットワーク社会の構築 | 情報社会の一員として、公共的な意識をもち、適切な判断や行動ができる | |
ネットワークの公共性を維持するために、主体的に行動する | ||
情報とコンピュータ(技術・家庭科) |