7月25日(火)に、特別支援教育ミドルリーダー養成講座 871講座(特別支援教育スペシャリストコース)と872講座(特別支援学校経営参画コース)がスタートしました。
●研修の目的
871講座
「特別な教育的支援が必要である幼児児童生徒の指導・支援の充実を
図るため、教育的資源等を学校に取り入れ、校内における組織的な支
援体制を構築できる人材を育成し、もって特別別支援教育の推進に資
する。」
872講座
「今後の特別支援教育を展望し、学校組織マネジメントを身に着け、より
広い視野から学校組織に貢献するとともに、学校教育全般でリーダーシ
ップを発揮しながら特別支援学校の経営に参画できる人材を育成し、も
って特別支援教育の発展に資する.。」
●研修の様子
〇午前
871・872講座合同
・開講式、研修オリエンテーション
・ミドルリーダーの役割(協議)
・特別支援教育の現状と課題(講義)
午前中は871・872講座の先生方が合同で受講しました。協議では
グループに分かれ自己紹介を行った後、ミドルリーダーの役割や必
要な力等について、協議しました。学校種は異なっても、先生方が担っ
ている役割には多くの共通点があったようです。
〇午後
871講座
・「発達障がいのある児童生徒への指導・支援の在り方」(講義)
・「発達障がいのある児童生徒への指導・支援の現状と課題」(協議)
福岡教育大学教職大学院 教授 牛島 玲 先生を講師にお迎えし、
発達障がいのある児童生徒への困難さや特別支援教育推進に向
けた学校の取組について学びました。
872講座
・「福岡県の教育行政」(講義)
・「学校経営の具体及び特色ある学校づくり」(講義)
・「各学校の現状と課題」(協議)
872講座では、2つの講義で学んだ福岡県の教育行政や
学校経営の具体等を踏まえ、先生方が所属する各学校の現状
と課題について協議しました。
各講座の日程は全4日間です。今年度より市町村立小中学校等の先生方と県立学校等の先生方が合同で学ぶ機会を新たに設定しました。福岡県教育センターは人と人とがつながる場。ぜひこの機会に、互いに学び合い、今後につながる良い関係を築いていただきたいと思います。