不適応行動を示す子供に対して遊戯療法による援助を実施し、変容をエゴグラムや箱庭、風景構成法などによって確かめ、その有効性を検討した。その結果、不登校や情緒障害などの学校不適応の子どもにとって、遊戯療法は自己表出により有用感を得ることができ、心的エネルギー蓄積に影響を与えることが分かった。遊戯療法と母親カウンセリングと平行して実施し保護者学級でサポートすることは、保護者への援助として有効であった。
■副題: 不適応行動を示す子どもたちとその保護者への援助の在り方
■著者: 土居庸子
■発行機関: 愛媛県総合教育センター
■分類番号:
■都道府県・機関別番号:
■受入番号:
■受入年: 2000
■受入月: 03