「知って、考え、深めよう!個別の人権課題 ー指導方法の工夫・改善に向けてー」
糸島市立前原コミュニティセンター長 濱近 政和 先生をお招きし、8月1日(木)に開催しました。
同和問題をはじめ個別の人権課題についての理解を深め、受講者が互いに学び合う機会となりました。
~講座概要~
○目 的 同和問題をはじめとする様々な個別の人権課題について認識を深める研修を行い、人権が尊重される学校づくりに向けた取組の推進及び指導力向上を図る。
○受講者 34名(小学校15名、中学校9名、高校5名、特別支援学校5名)
※【講義Ⅰ~Ⅲ】・・・演習・協議を含む
~受講者アンケートの一部をご紹介します~
○ 講師の先生のお話すべてが経験からのもので感銘を受けた。また、グループ協議の資料はとても興 味深く、主体的に考えることができました。
○ グループ協議を通して、様々な発達段階の児童生徒に関わる先生方と意見交換することで、差別事象に対する対応の仕方や、差別をしない、許さない生徒の心の育成について学ぶことが多くありました。
○ 人権学習というとどうしても身構えてしまい、一方的になってしまったりマイナスイメージを強調して話してしまったりすることもあったため、学習の中でどこに焦点を当てて話していくとよいのか、子どもたちに何を伝えたいかなど、考えるためのヒントをたくさんいただきました。
○ 差別を許さない「行動」につなげるためには、様々な個別的人権課題について、正しい知識を持つ必要性を感じました。人権に関する知識理解とともに自分自身の人権意識もアップデートしていきたい。
○ 講座の中でも演習があったが、いろいろな立場の先生がおり、いろいろな考えを持っており、それを交流しながら考えていくことが大切だと思った。人権教育担当者として、若い先生の学びにもつながる校内研修の実施を考えていきたい。