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センターだより

福岡県教育センター  教育経営部教育経営班 主任指導主事総括 松田 清孝

  先月に引き続き、新学習指導要領についてのお話をさせて頂きます。

当センターでのある講義で、指導主事が「先生方、総則はお読みになりましたか?」と尋ねたところ、首を縦に振る先生はほとんどおられませんでした。日々、子供たちを目の前にして、教科書や教材と向き合う先生方にとって、各教科の解説を読むことはあっても、日常的に総則を開くことはほとんどないと思います。その講義をしていた指導主事も私も、先生方にお伝えしたいことは同じで、「今回の総則は、ぜひ、全ての先生方に手に取って読んでほしい。日々、活用してほしい。」ということです。

その理由は、今回の学習指導要領(特に総則)は、これからの学校が目指すべき子供の姿やそのための指導内容・指導方法等が、これまでと全く違う枠組みで、分かりやすく書かれているからです。このような枠組みに再編された理由やその内容について、学習指導要領のもとになっている中央教育審議会答申(平成28年12月)には、次のように述べられています。


これからの教育課程や学習指導要領等は、…学校教育を通じて子供たちが身に付けるべき資質・能力や学ぶべき内容などの全体像を分かりやすく見渡せる「学びの地図」として、教科等や学校段階を越えて教育関係者間が共有したり、子供自身が学びの意義を自覚する手掛かりを見いだしたり、家庭や地域、社会の関係者が幅広く活用したりできるものとなることが求められている。【抜粋】


また、「まず学習する子供の視点に立ち、…子供たちの具体的な学びの姿を考えながら構成…」というように、今回の指導要領が、教える教師の側の視点ではなく、学ぶ子供側の視点で構成されていることも述べられています。

今回の学習指導要領は、学校のみならず、家庭や地域とも共有されるべきものだからこそ、まずは、私たちが理解する必要があります。そして、その理解が、「今、自分が目指している子供の姿でいいのか」「今やっている授業でいいのか」といった子供の側に立った自分自身の振り返りに繋がっていくと思います。

今回の改訂のキーワードとなっている「カリキュラム・マネジメント」「主体的・対話的で深い学び」等についても、総則において「なぜそれが大切か」を理解することで、「だからこんな取組、授業をする必要があるんだ」と、前向きな取組につながります。

福岡県教育センターでは、このような新学習指導要領の趣旨を踏まえ、子供たちのために日々努力しておられる先生方の期待に応えらえる研修を行っていきたいと思います。


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