第3部 テレビ会議システムの活用
情報通信ネットワークの利用により、テレビ会議システムを活用した交流活動、遠隔共同学習、遠隔授業が進められるようになってきました。テレビ会議とは、インターネット回線や電話回線などを利用して、学級・学校の枠を超え、地理的にはなれている者同士が映像や音声を使ってリアルタイムかつ双方向に情報交流することをいいます。
テレビ会議システムには次の三つの特徴があります。
◇同時性(即時性)
映像や音声を通して、相手に情報をリアルタイムに伝えることができ、それに対する情報も即時に得ることができる。
◇双方向性
お互いの情報を交流することができ、さらに1対1だけではなく、多対多でのコミュニケーション活動も可能である。
◇多様性
自分の身の回り以外の世界との交流ができ、多様な見方や考え方にふれることができる。
テレビ会議で変わる授業!
現代社会では高速情報通信網の利用が日常的になっています。この高度情報通信網を使うことによって、より簡単に、高品質の音声と映像で
テレビ会議を実施できます。自分の教室に、何百kmも離れた地域の子どもたちが、画面を通してやってくる。博物館や水族館の学芸員が、画面を通して、子どもたちの「なぜ?」に答えてくれる。こういう授業が、きっと子ども達の興味関心を高め学習意欲や能力を高める一助になると考えます。
ここでは、「テレビ会議システムを活用した授業」を展開するために必要なネットワーク環境の整備方法や基礎知識、及びテレビ会議システムを活用した授業実践事例等について述べていきます。第1章と第2章はテレビ会議に必要な技術的知識をまとめていますので、校内のネットワーク管理者と一緒に読んでください。第3章以降は、これからテレビ会議をやってみようと思っている先生方を対象テレビ会議システム活用のための説明をしています。これを機会に是非テレビ会議に挑戦してみませんか!

