プログラムの形式には,Windowsアプリケーション形式とWebアプリケーション形式があります。Windowsアプリケーションは,オペレーティングシステムがWindowsのときだけ使用できます。一方,Webアプリケーションは,クライアントのオペレーティングシステムに依存せず,ブラウザでシステムの使用ができ,汎用性が高いといえます。また,サーバ上でデータとプログラムを一元管理でき,保守性が高い特徴があります。このことから,情報収集システムは,汎用性・保守性に優れるWebアプリケーションで作成しています。
このWebアプリケーションは,第3章で紹介したVisual Studio.NETで開発しています。
先ず,VS.NETの設定について,3つのシステムに共通する設定方法から説明します。
下の図は,VS.NETを起動させたときの画面です。画面左下の「新しいプロジェクト(J)」をクリックします。

次にこの画面のように設定します。

次にこの画面のようにWebForm1が開きます。この画面でWeb上からシステムを操作したり,値を入力したりするFormを作成します。下に示しているのは,テキストボックスを作成した画面です。
ツールボックスにある部品をドラッグすることで画面上に配置することができます。IDは,プログラム作成のときに使用します。

ここまでの設定は,第3章で作成したWebフォルダ内に自動的にWebApplication1というフォルダが作成され,保存されています。
32個の押しボタンスイッチによるシステムのWebFormとプログラム作成について説明します。

上の図は,Webフォームの一例です。スイッチのON/OFFの状態を座席に配置にあわせて示すためのテキストボックス,システムを起動させるためのボタンと結果をデータベースに保存するためのボタンを作成しています。「教卓」はラベルで貼り付けています。
それぞれのIDを次のようにしました。
「チェック」ボタン・・・btn_n 「保存」ボタン・・・btn_c
テキストボックス・・・txt_bs1〜txt_bs32
「教卓」ラベル・・・・・Label1
次にUSBIPO.vbのファイル名でクラスを追加します。

画面右上のソリューションエクスプローラーからクラスを追加します。



vbausbio.dllをプロジェクトへ追加します。
以下のサイトでダウンロードできます。
http://bake-san.com/usb001.htm#L120
目的のプロジェクトが生成されている共有フォルダのbinフォルダにvbausbio.dllをコピーする。これでプログラムの準備が整いました。

では,実際のプログラムを示しながらプログラムの作成方法について説明します。
Webフォームのボタンなどをダブルクリックすることで,プログラム作成ファイル「WebForm1.aspx.vb*」が開きます。


ここのプログラムは,Page_Loadとして,必ずプログラムが実行されるときに最初に実行されるものです。このコードは,WebForm1のテキストボックスbs1からbs32までの背景を白に戻すためのコードです。
では,WebForm1の「チェック」ボタンをダブルクリックすることによって,できるプログラムに次のコードを挿入し,テキストボックスbs1〜bs32までにスイッチの結果を表示できるようにします。
「チェック」ボタンのプログラムコードへ
チェックした結果をデータベースへ保存する方法を説明します。
先ず,データを保存するDBの構築を行います。
ここでは,Micrsoft Accessを用います。
スタートメニューからAccessを起動し,「新しいファイルの作成」から「空のデータベース」を選択します。



DBの保存先は,目的のプロジェクトが生成されているWebApplication1のフォルダにします。ファイル名は「CISDB」にします。



作成をクリックすると下の画面が出てきます。テーブルにして新規作成をクリックし,右側の画面から「デザインビュー」を選択して,OKをクリックします。

右図のようにフィールド名をBS1からBS32までを作成し,データ型は,数値型にします。保存するときにテーブル名をT_CISとします。

WebForm1とDBとの接続を行います。

VS.NETのWebForm1において,右図のようにサーバーエクスプローラを開き,データ接続を右クリックします。
「接続の追加(A)」をクリックすると,下の画面が出てきます。ここで「プロバイダ」のタグを選択してください。


Micrsoft Jet 4.0OLE DB Provider をせんたくし,右下の次へをクリックします。

下の画面が出てきたら,図の部分をクリックして,データベース名を入力し,ユーザー名は,Admin,パスワードを空にする(R)にチェックを入れて接続テストボタンを押します。
「接続のテストに成功しました」と表示されたらOKボタンを押します。

右図のようにサーバーエクスプローラに登録されたACCESS:¥をマウスでドラッグアンドドロップしてフォームのデザイン画面に貼附してください。上手く行くと,デザイン画面の下にOleDbConnection1と表示されます。

画面左のツールボックスからデータを選択し,OleDbCommandをデザイン画面にドラッグアンドドロップします。
OleDbCommand1が生成されます。
生成されOleDbCommand1のプロパティの設定で,OleDbConnection1を設定します。


第4章 プログラムの作成